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mixiチェックとイイネ!ボタンの使い分け
mixi内に2,3行のHTMLを記載するだけで、皆様のWebサービスを手軽にソーシャル化させることが可能な”mixi Plugin”。日記やボイスよりも投稿に対するハードルが低いため”mixiチェック”と”イイネ!ボタン”は非常に多く利用いただいておりますが、両者の使い分けを悩まれるサイト提供者の方も多い状況です。
そこで、このページでは、”mixiチェック”と”イイネ!ボタン”の効果的な使い分けについてご説明したいと思います。
両者の違いのまとめ
mixiチェック | イイネ!ボタン | |
---|---|---|
外見 | ||
機能的な違い | ・チェックボタンを押すとポップアップレイヤーが表示され、そのコンテンツに関するコメントを入力しやすいUIになっている ・定型文はチェックキー毎に変えることができる(ボタンを置く場所に応じて最適化できる) |
・ワンクリックで投稿完了 ・同じコンテンツに対してイイネ!した人数の総数がサイト内で表示される(mixi内ではなく設置サイト自体をソーシャルグラフによって活性化させることが可能) ・友人が同じコンテンツに対してイイネ!をしている場合、プロフィール画像を表示させることもできる ・定型文は「○○をイイネ!しました」で固定 |
投稿者のマインド | ・「この記事(ページ、商品、etc.)を友人に知らせたい!」という共有のマインド ・「この記事(ページ、商品、etc)に自分なりのコメントを付けて共有したい!」という自己表現のマインド ※投稿のハードルはイイネ!ボタンより高い |
・「この記事(ページ、商品、etc.)を友人に知らせたい!」という共有のマインド ※投稿のハードルはmixiチェックより低く、気軽にボタンを押してシェアをしてもらえる ※友人が「イイネ!」している場合は「じゃあ、自分も」という気持ちになりやすいため、その意味でも投稿は促進されやすい |
閲覧者(友人)のマインド | ・そのコンテンツに対する投稿者の考えや気持ちを感じ取れる ※コンテンツに対する感想がフィードに乗っている分、そのコンテンツに対する興味喚起力は強い |
・投稿者がコンテンツに対して「イイネ!」というポジティブな気持ちをもっていることを感じ取れる ※投稿者からは「イイネ!」以外の感情は伝わりづらいため、興味喚起力はチェックのフィードに比べ弱い |
“mixiチェック”、”イイネ!ボタン”を通じて皆様のサイトへやってくる訪問者の数は、以下の考え方に則ります。
Pluginを通じた皆様のサイトへのアクセス数 =
Pluginによってmixi内に投稿された数 × 投稿されたフィードのクリックレート
“イイネ!ボタン”は、気軽にボタンを押しやすいため、投稿数は多くなりがちです。一方で、”mixiチェック”の投稿数は”イイネ!ボタン”に比べ少なくなりますが、投稿者のコメントを入れやすいUIになっているということもあり、友人からみると魅力的なフィードになるため、フィードのクリックレートは高くなる傾向があります。
Plugin導入の効果を最終的なサイトへのアクセス数とするならば、投稿数とクリックレートの掛け算がその効果となるため、”mixiチェック”と”イイネ!ボタン”の両方を試して、より効果の高いPluginを選択するのもひとつの手だと言えます。
ケース別での使い分けの例
上記の違いを念頭に置いていただいた上で、ケースによる使い分けを、ひとつの例としてまとめました。
- ニュース、コラム、ブログ
- 投稿者自身が「イイネ!」だけで済ませず一言コメントを添えたくなるケースの多いニュースのようなコンテンツは、”mixiチェック”が向いています。
- ただ、執筆者が前面に出ているようなブログなどは、mixi内で友人の日記に「イイネ!」するのと同じような感覚でボタンを押してもらえることを狙えるため、”イイネ!ボタン”の方が向いているケースもあります。
- ショッピング
- 期間限定販売、大幅割引など、話題性の高いアイテムは、ハードルがやや高くても投稿数が見込めるので”mixiチェック”が向いています。
- 音楽、ファッション
- “イイネ!ボタン”は、「これをイイネ!している自分を友人に伝えたい」という側面も高いため、自己のブランディングにつながりやすいコンテンツでの利用と相性が良いです。 (自己紹介で「○○が好き」として使われる項目を頭に思い浮かべていただくとイメージできると思います)
- CGMサイト
- 投稿後の画面に、「(あなたが投稿したこの記事を)友人に読んでもらおう!」という表現と共に”mixiチェック”のボタンを設置することは、ユーザーの共有したいというモチベーションに沿った設置であり、高い効果が見込めます。
ひとつのサイト、ひとつのページ内に”mixiチェック”と”イイネ!ボタン”の両方を置くことも可能です。上記の使い方の例を参考に、ガイドラインの範囲内で自由に試行し、ご活用いただければと思います。