mixi Graph API
mixi Platformの中で、特にmixiの外部で利用することが想定された機能およびそれを積んだ機能ブロック一式について、私たちは「mixi OpenStack」と呼んでいます。mixi Graph APIは、mixi OpenStackの中で特に「API型」として提供している機能群の総称となります。
mixi Graph API で提供されるAPI
mixi Graph APIでは、mixiに蓄積されたソーシャルグラフおよび各種コンテンツを扱うためのAPI群が提供されます。
People API
People APIを使って、mixiに蓄積されているプロフィール情報や、友人の一覧情報を取得することができます。これらの情報を使って、各種メディアやデバイス上のアプリケーションは、ソーシャル化を遂げることができるでしょう。
Groups API
Groups APIを利用することで、友人の中でも「同じ部署の人」「テニスサークルの人」といった特定の友人に限定してボイスのつぶやきや更新情報一覧を取得することができます。
People lookup API
メールアドレスをmixiにリクエストすることで、もしそのメールアドレスを登録していたユーザが自分の友人だった際に、そのユーザのプロフィール情報を取得できるAPIです。スマートフォンの電話帳など友人のメールアドレスが格納されている何らかの場所で、このAPIは威力を発揮するでしょう。
Updates API
Updates APIは、自分や友人の更新情報を取得できるAPIです。いろいろな場所にUpdates APIを使って得た更新情報を組み込んでいただくことで、多くのメディアがmixiユーザにとって身近な場所になることを期待しています。
Voice API
Voice APIはその名の通り、mixiボイスのつぶやき投稿、つぶやき一覧の取得などの機能を提供するAPIです。もちろんこのAPIを利用することで、ボイスクライアントが開発できることでしょう。
Check API
Check APIを利用することで、mixiチェックの投稿をAPI経由で行うことができます。Webページ上でのユーザの行動の結果として、暗黙的にチェックの投稿を行いたい場面では、このAPIを利用することができるでしょう。
Photo API
ユーザがmixi上でコミュニケーションを楽しむためのコンテンツとして、フォトは非常に重要です。写真を撮影してすぐにmixiに登録したい、この願いをPhoto APIは叶えてくれます。
Message API
ユーザはmixi上で他のユーザ宛にメッセージを送ることができます。1対1のコミュニケーションのために、メッセージの送信と受信したメッセージの一覧取得といった機能を、Message APIを使って開発することが可能です。
Diary API
今までのmixiの歴史で最も使われてきたサービスは、日記です。Diary APIを利用することで、ユーザはあなたのアプリケーションから日記を投稿できるようになります。
Profile Image API
プロフィール画像は、ユーザがお互いの事を知る上で非常に重要な要素だと言えるでしょう。 Profile Image APIを利用することで、友人の様々なプロフィール画像を取得する事や、自分のプロフィール画像の投稿や編集が可能となります。
Persistence API
Persistence APIとは、mixiアプリごとにユーザに関するデータ(永続化情報)をmixiサーバ上にKey-Value形式で格納する機能です。ユーザ自身と友人のデータの読み込みも可能です。
Calendar API
カレンダーにはユーザ個人の過去の記録や未来の予定だけではなく、ユーザが誰とどのような時間を過ごしたか、過ごすかを書き留めておくことができます。そのような情報を手軽に、様々なシチュエーションで利用するためにCalendar APIは存在します。
UserInfo API
UserInfo APIはOpenID Connectという認証連携の標準化プロトコルで定義されているフォーマットでユーザの属性情報を提供するAPIです。
ユーザの識別子、mixiに蓄積されているプロフィール情報、ログイン時に利用しているメールアドレスなど、アプリケーションの新規アカウント登録時に必要な情報を標準化されたフォーマットで取得できます。
あなたのアプリケーションの新規アカウント登録時にこれらの情報を使うことで、ユーザが"いつもの情報"を入力する手間が省け、使い勝手の向上へとつながるでしょう。
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