季節のイベントでユーザーの獲得を狙いましょう

ミクシィ担当者 2011年1月24日 23:02

最近のmixiアプリのトレンドとして、季節のイベントをmixiアプリ上で展開することによって、ユーザーの獲得やマネタイズに成功しているケースがあります。
季節のイベントとは、例えば、12月のクリスマスや、1月のお正月・新春などのイベントや冬や春などの季節そのものにフォーカスして、期間限定の企画として実施するものです。

季節のイベントを実施することによって、新規ユーザーの獲得だけでなく、既存ユーザーがより活性化し、休眠ユーザーや新規ユーザーをアプリ呼び寄せることが期待出来ます。

季節のイベントを実施する場合に成功するためのポイントがいくつかありますので、実際のイベントを例にしてご紹介します。

【まちつく!mixi版】  (http://m.mixi.jp/view_appli.pl?id=9513:モバイルのみ)


「まちつく!mixi版」は、簡単に説明すると「アイテムを置いて、まちを作る」アプリです。この中で、冬のイベントとして「マイミクとスノーマンをつくろう」というイベントを実施しています。イベントの概要は、リクエストAPIを利用して雪の結晶を友人と贈り合って、10個集まったら限定アイテムがもらえる、というものです。

成功するためのポイントは、以下の3つです。
1. 友人と一緒に参加するイベントにすること
2. リクエストやボイスなどの巻き込み性の高いAPIを活用すること
3. アプリのテーマ性にマッチした企画にすること

1. 友人と一緒に参加するイベントにすること
イベントは、「友人と一緒に参加する」企画にすることで、友人が友人を誘うというアクションが起こり、口コミとしては非常に高い効果が期待できます。

2. リクエストやボイスなどの巻き込み性の高いAPIを活用すること
APIを活用することで友人を誘いやすくし、口コミを加速させる効果があります。「まちつく!mixi版」のようにリクエストAPIでプレゼントを贈り合ったり、ボイスでつぶやいてイベントを楽しんでいることを友人に広めたり等々、工夫次第でいろんな企画に利用出来ます。

3. アプリのテーマ性にマッチした企画にすること
アプリのテーマ性にマッチした企画にすることで、ユーザーのモチベーションが高まります。「まちつく!mixi版」では、いろいろなアイテムを自由に配置して友人と見せ合うことが楽しみのひとつです。そこに、イベントでしか手に入らない配置アイテム(今回はスノーマン)がもらえるとなると、「自分のまちにスノーマンを置いて友人に自慢したい!」ということがモチベーションとなりるわけです。

今回は、エンターテインメント系のアプリでご紹介しましたが、1~3の成功するためのポイントは、全てのアプリに共通しています。みなさまのアプリでも、季節のイベントを検討してみてはいかがでしょうか。これからは、2月はバレンタインデー、3月はホワイトデー、3月下旬くらいからは、新生活やお花見、などがオススメです。

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